お楽しみ会 ― 2007/02/10 22:41
今日は幼稚園のお楽しみ会だ。
歌とお遊戯の発表会である。 子供は興奮気味かと思いきや、かなり余裕をかましており、ネズミーランドの後遺症か、例のネズミの縫いぐるみで疑似生活を楽しんでいるようだ。そんな子供からネズミの縫いぐるみを引っぺがし、ぐずりながら朝8時30分に出発して会場入りしたのは9時前だった。
駐車場はさほどの混雑はなくすんなり停められた。 会場は、・・・やはり家族でごったがえしていた。 入り口の看板は既に子供連れの親子の取り巻きが輪を作って囲んでおり、我先に写真を撮ろうと次のチャンスを狙う様は、かなり引いてしまう。そんな風情のある風景を横目でみながら、子供を先生に預け、座席の確保に向かう。
何とか組とかの座席なんて案内はあるものの、当然、誰一人守ろうとするものはなく、絶好のカメラ位置を如何に早くぶんどるかでやっきになっている変な大人の集団がそこら中にあふれていた。大げさだが、もう死に物狂いである。 特に母親が凄い。席を祖父母や兄弟分まで確保しているようで、ここは身内で確保していますなんて言い訳を、来る人来る人に説明している。唖然である。
我々もそうした座席取りに参戦して、なんとか嫁さんと席を確保できた。ここから我家のカメラ撮影の戦いが始まる。
そこは既に、大所帯の家族が前の一帯をぶんどっていた。こどもが必要がないのに行き来している。あぁやばい場所だったかと思っているうちに、それはやって来た。 開演前に、かなり図体もデカイ、いや、頭がデカイ中年男性が前の席に座ってしまった。撮影範囲が極端に狭くなった。カメラのほとんどが、そいつの後頭部である。
開演直前に隣の家族が移動するので、「ここをどうぞ」と席を譲ってくれた。超ラッキーである。 カメラのセットを終え、開演と同時にカメラを回し始める。 この辺りでやっと周りを見るくらいの余裕がでてきた。 前のデカイ頭の後ろには若いお母さんがいたが、やはり見えないらしい。しきりに頭を振っているようだ。可哀想に。 なんて同情しているのもつかの間、そのデカイ男のカメラが回っていないことに気が付く。どうやら次回開演の場所取りをしているらしい。
せこい。 もう一度言う。「せこすぎる」。 っていうかありえねーだろ!
呆れていたら、その家族の祖父母(ジイサン、バアサン)が前を通る通る。当然カメラにも写る、完全に礼を失した行動だ。 最近の若者は、躾がなってないとか言われるが、誰か、「老人の躾を先にしてくれ~」。 そうこうしている内に、前のお母さんが、感極まってかどうかかわらないが、突然手を大きく振り出した。
ひっくりかえりそうになる。 っていうか、気絶しそう。 そこはカメラのど真ん中である。 当然、画面中央に、手が弧を描く様が録画される。 もっとも腹立たしいのは、それが誰の手だか分からずにだ。 子供の出番ではなかったので、我が家的には影響はなかったが、これが映画館だったらタコ殴りにされてもおかしくないだろう。
とまぁ、さんざんな日でしたが、子供はそれなりに喜んでました。ホントか?
帰りに、レンタルでDVDを2本借りた。
- X-Men the last stand
- Solar Strike
ただ人に疲れた1日だった。
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