TVゲームにキレル2008/09/02 22:39

今日もキレてます。
今日は、満を持して老舗花札メーカー任●堂のとあるゲーム(苦行)ソフトの話題です。
巷ではカートをか言っている奴です。
とは言ってもこのゲーム、2chや他のページで、散々酷評されまくっていますが、それを読んで共感しつつも、
まだ私の怒りが一向に収まらないので、思いのたけを改めて書いてみます。

勝手にレビュー

■ ゲームの内容

車の運転ゲームです。
目標はゲームに勝って、色々なアイテム(ドライバーや車)を集めて他人に自慢することです。
そのためにゲームに勝たなければなりません。これが直近の目標と最終の目標でもあります。
直近の目標は、結局1位になることです。
が、中間の目標に向かって1位の期間を持続させなければなりません。
そうしなければ、★が貰えません。
★が貰えなければ、アイテムがもらえません。

そこで、あなたは、ひたすら1位を独走しなければなりません。
バナナを使って攻撃から身を防いでも、次の攻撃がきます。運よくかわせても、その次がきます。
相手は11人です。しかも、その攻撃は超常現象ばりに、あなたを次々と襲います。
そんな、なかでも貴方は冷静にそれを防いだりしなければなりません。
因みに、あなたがどんなに頑張っても防げません。

仮にあなたが攻撃に倒れることがあって、相手がそれに巻き込まれ、貴方よりかなり
早く回復し、貴方より数倍早くその場から離れることができたとしても、貴方は決して
早く動けません。仮にAボタンを死ぬ気で押し付けても状況は変わりません。

このような状況をひたすら回避しながら、1位を維持しなければなりません。
そのため、一切の操作の無駄・一切のミスは許されません。
まさに完璧さが要求されるゲームです。


■ 総括

結論は、もはやゲームとして成立していません。
どうしてもゲームと言えというならば、苦行、修練ソフトの部類です。
ありとあらゆるページでも紹介されていますが、決して勝たせないように設定されているようです。
僅かなミスや無駄も一切許さないような高慢な設定になっています。
結果的に誰でも遊べると言った代物とは程遠く、上級者なる人たちのみが遊べるニッチ分野の商品です。
簡単なレベルは遊べますが、11対1の対戦となり勝ち逃げ体制は許すマジの攻撃が一揆果敢
に行われます。もはや、これだけでも、コントローラを投げつけるに十分な理由となるでしょう。
とあるページで、同じ理由で本当にコントローラを投げつけて破壊した人がいましたが、わかる気がします。
というか、私も何度か投げました。壊れなかったけど…。
ゲームのあとフラストレーションだけが残ります。爽快感は皆無です。
果たして、これを娯楽とか遊んでいるというのか…まさに、苦行です。


■ 超常現象

11対1という苛めもさることながら、同じ条件でコケても起き上がる速度がまったく違う、
衝突ギリギリ回避したにも関わらずぶつかってしまう、同じ重さの階級なのにはじけ飛ばされる、
異次元から玉が投げられる(ような気がする)、物理法則を逸脱したようにぶつかってくる(ように見える)等々、
初めは設定だから…とか思っていたが、ゲーム進行中に自キャラクターだけが特別な空間や設定に
なっているような気がするというか、なっている。に違いない。
手っ取り早くいうと、もはや超常現象である。
メーカーに言わせれば、「所詮ゲームですから」とか「仕様ですから」なんて言うに違いない。
こんなやり取りと無駄に想像して、余計に腹が立つ。
最後に言いたいのは「S●NYに企画書と仕様書をレビューしてもらえ」。